細くて楽な胃カメラ「経鼻内視鏡」

経鼻内視鏡とは
経鼻内視鏡イメージ通常の口から挿入する胃カメラ(経口内視鏡)では、胃カメラが舌根部に触れるため、検査中に嘔吐反射がおきやすく、このため「胃カメラは苦しい」という印象を多くの人が持っています。
苦痛の軽減を行うため鎮静剤が使用されることも多くありますが、そのための事故や危険性があります。
また検査後,薬の影響が残り、自動車やバイクなどの運転は危険です。
経鼻内視鏡検査とは、鼻腔(鼻の穴)から直径5ミリ程度の細い胃カメラを使用する胃カメラです。




経鼻内視鏡のメリット
嘔吐反射が少なくより楽な検査が実現出来ます。
鎮静剤や鎮痙剤(胃腸の運動を抑える薬)も通常必要としないため、検査がより安全です。
体への負担が少ない。血圧の変動が少なく、高齢の方などでもより安全な検査法です。
のどの麻酔がほとんど必要ないため、検査中や検査後の会話に問題がありません。
のどの麻酔が必要なかった場合は、検査後早期に食事摂取が可能です。

経鼻内視鏡のデメリット
鼻の麻酔が不十分な場合、軽い鼻の痛みが発生する場合があります。
鼻腔が狭い場合は、鼻から挿入できない場合があります。
その場合は、口から挿入することになります。
合併症として鼻出血が発生する場合があります。頻度は5%程度で、通常は少量です。
大半は検査後鼻翼をしばらくつまむだけで止血します。
当院では,デメリットの発生に細心の注意を払い、患者様に不利益が無いよう努力します。
楽な胃カメラで病気の早期発見
以上述べてきましたように経鼻内視鏡は、優れた胃検査法として今後ますます普及して行くと予想されています。
これまで「胃カメラは苦しいから」と検査を避けてきた方も、ぜひ経鼻内視鏡により病気の早期発見、早期治療に努めてください。